ご葬儀費用の目安

ご葬儀の費用は下記の内訳から算出されます。
※宗教や宗派、地域などによる違いがあります。

①葬儀基本価格
●祭壇・棺・装飾・進行、他 ●生花祭壇 ●白木祭壇 ●一日葬儀など
祭壇、棺等のランクにより費用が変動します。 20万円~(平均60万円~80万円)
②生花代
祭壇の脇に飾る「籠花」。単価12,000円~25,000円 ※15,000円程度の生花が一般的です。
外部(勤務先等)から頂く場合も多いので、状況を見ながら最終的な基数を決めましょう。
※生花祭壇では不要になる場合もあります。
ご葬家分4基とし6万円(喪主・子ども一同、等)
③料理代・飲み物代
●通夜時の通夜振る舞い ●ご親族のお清め ●お手伝い(受付等)の方の食事 ●初七日後の精進落とし(身内のみ) ●両日の飲み物代
ご会葬者分は予想される人数の半分程度を準備する。
ご親族とお手伝いの方の人数分は必ず用意する。
ご親族10,000円×人数
お会葬者様3,000円×人数
※地域差があります。
④返礼品代
●会葬礼状 ●粗供養品(ご会葬者全員に渡すため、安価なもの)●香典返し(お香典の半返しが目安)
ご使用分のみ清算、残りは返品可能です。
近年では「即日返し」としてその場でお返しする事が多くなっています。
2,000円×人数
⑤式場使用料
通夜・告別式と二日間使用
ご都合に合わせ式場を手配・予約する。 7万円前後~30万円程度
※地域差があります。
⑥諸雑費
●火葬・搬送・ドライアイス ●ハイヤー・マイクロバス ●外装・消耗品 ●備品などの費用
ご葬儀の際に基本的に必要なもの。不要な項目は省きます。 10万円~30万円
※規模により変動します。
⑦お布施
お布施・お車代・御膳料(参考)
ご葬儀の際はお経料・戒名料・初七日法要をまとめて「お布施」としてお渡しするケースが一般的です。 一般的な戒名を授かった場合は30万円~50万円位が相場となります。

お布施類につきましては弊社提携寺院により、お葬家様のご予算にあわせて個別の承ります。

[仏教]戒名について

戒名(浄土真宗では“法名”、日蓮宗系では“法号”)には下記の様な種類があります。

基本戒名は二字で表現され、身分の上下や精進、報恩の多少に関係なく、仏の世界が平等であることを表します。

例1 「OO院△△XX居士」(男性)

例2 「OO院△△XX大姉」(女性)

上記二例の場合、「OO」が院号、「△△」が道号、「XX」が戒名、「居士」・「大姉」が位号となりますが、位牌・墓誌・過去帳・法名軸などには、戒名の前後に院号・道号・位号等の号を付すことから、全てをあわせ「戒名」として捉える事が通例化しています。
※浄土真宗では「法名」を用いますが、釈尊の弟子となる意味で「釈XX(男性)」「釈尼XX(女性)」と法名の前に「釈」(「釋」)の文字が加わります。

院号・院殿号
生前に寺院や宗派に対して多大な貢献をした方、あるいは社会的に高い貢献をした方に贈られる号です。

道号
真言宗・天台宗・浄土宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗などで用いられる号です。戒名の上に付けられます。宗教活動や公益活動の功績により道号の長さは異なります。

位号
戒名の下に付けられる居士や大姉という文字のことであり、性別や年齢、功徳報恩や社会功績などにより異なる。

居士・大師・・・18歳以上の成人男女に付けられる位号です。「信士・信女」に比べ、お布施の相場が高くなります。
信士・信女・・・一般的に18歳以上の成人男女に付けられる位号です。
宗派により、清士・清女、清浄士・清浄女、善士・善女などとなります。

童子・童女・・・未成年の内に亡くなった男女に付けられる位号です。宗派により、大童子・大童女、清童子・清童女、禅童子・禅童女などとなります。2~3歳の幼児の場合は「孩子・孩女」を、0歳~1歳の幼児の場合は「嬰子・嬰女」を付します。

水子(読:すいし・すいじ・みずこ)・・・死産や乳児の頃に夭折した者に対して付けられる位号です。

喪中葉書に関して

過去の年賀状の宛先などを調べ、事前に用意しておきましょう。また、亡くなった事を知らずに年賀状が送られてきた場合には、ご遺族として失礼のないように挨拶状を出しましょう。